プラセンタ注射PLACENTA
プラセンタ(placenta)とは、妊娠をきっかけに子宮内に形成される胎盤のことを指します。胎盤には、胎児を体内で育てるために重要な酸素、栄養素、コラーゲン、ヒアルロン酸など身体の維持に必要な要素の他、重要な成長因子も豊富です。プラセンタは元々肝機能障害の改善薬として使用されていました。その後、人間にとって必要な成分を多く含む胎盤はプラセンタと呼ばれ、体内環境を調整してくれる働きが更年期障害の辛い症状を軽減、アンチエイジングの効果、肩こりや倦怠感の改善、アレルギーを抑える、免疫力の向上などが注目されています。
プラセンタ注射の効果
プラセンタは効果が高く、必要とする箇所に注射で直接投与するので、即効性が期待できます。即効性はあるものの、効果の持続時間は2~3日と短いため、長期的に効果を実感したい場合には、1週間に2度注射を受けることをお勧めします。
プラセンタ注射の副作用・注意
- 注射を打った箇所の痛み
- 発疹や痒みが出ることがある
- 稀にショックを起こす場合がある
通常、副作用が発生する可能性は低いですが、個々の体質や健康状態、アレルギーによっては反応が現れることがあります。
また、プラセンタはヒト由来の胎盤エキスであるため、注射治療を受けた場合、献血ができなくなります。(ただし、内服薬やサプリメントの場合は献血が可能です。)
プラセンタ注射の費用
料金内容 | 費用 | |
ラエンネック | 1アンプル | 1,300円 |
2アンプル | 2,500円 | |
メルスモン | 1アンプル | 1,500円 |
2アンプル | 2,900円 |
にんにく注射VITAMIN B1
にんにく注射とは、にんにくに多く含まれるビタミンB1を中心とした各種ビタミン類を配合した栄養注射であり、にんにくのエキスを注射するものではありません。糖分は体内でエネルギーに変化しなければ、乳酸という老廃物になり、体内に蓄積します。蓄積されることで疲れや倦怠感が起こるようになります。ビタミンB1には、糖分をエネルギーに変えて乳酸を分解する力があります。ビタミンB1などの栄養成分が疲労物質を減少させることで疲労感や倦怠感、筋肉疲労などを解消する効果があります。このにんにく注射は直接注射や点滴で体内に投与されるので即効性を感じることができます。近年では、スポーツ選手やご多忙な方の間で話題になっています。
にんにく注射の効果
- 倦怠感がとれる
- 二日酔いが解消される
- 肌荒れが解消される
- 美肌効果がある
- 血行が改善される
- 新陳代謝が高まる など
にんにく注射の副作用
にんにく注射のビタミンB群は水溶性であり、過剰摂取や体内蓄積の心配がほとんどないため、副作用はほぼありません。ただし、注射に伴う血管痛などが生じる可能性があるため、使用時には注意して実施します。
にんにく注射の費用
料金内容 | 費用 |
10mg | 1,700円 |
20mg | 2,200円 |
50mg(ご相談ください) | 3,700円 |
【追加】ビタミン剤 | +500円 |
高濃度ビタミンC点滴VITAMIN C
ビタミン類は補酵素として知られ、その中でビタミンCは免疫機能や代謝、ホルモンの合成など様々な働きをしています。ビタミンCの摂取で多くの効果があり、抗酸化作用、疲労回復効果、免疫力向上、メラニン合成抑制、コラーゲン合成促進、抗アレルギー作用、動脈硬化改善などが挙げられます。体内でビタミンCは生成できないため、食事やサプリメントで摂取する必要があります。しかし、ビタミンCは腸管で吸収できる量に限界があり、病気やストレスが原因で減少してしまうため、サプリメントでは効果の期待ができないことがあります。一方でビタミンCの点滴は血管内に直接投与するため、サプリメントよりも血中濃度を上昇させることができます。これによりビタミンCは身体に行き渡り、短時間で効果を実感することができます。
高濃度ビタミンC点滴の効果
- しわの改善
- たるみの改善
- 乾燥肌の改善
- 美白
- シミの改善
- 疲労回復
- ニキビの改善
- 風邪予防(免疫力向上)
- 抗がん効果
- 生活習慣病予防(抗酸化作用) など
高濃度ビタミンC点滴の副作用
報告されたところによれば、重要な副作用は確認されていません。ただし、比較的発生しやすい副作用として、以下のような症状が挙げられます。
- 点滴痛(血管痛)
- 口渇(のどの渇き)
- 低血糖(めまい、冷や汗、疲労感等)の可能性
等ありますが適宜対応させて頂きます。
適さない方
報告によれば、重要な副作用は確認されていません。しかし、比較的発生しやすい副作用として、以下の状況に該当する方々が考えられます。
- G6PD欠損症の方
※予めG6PD欠損症の検査(1回の実施で十分です)が必要です。欠損症の方は治療を受けることができません。 - 腎不全があり、透析中または透析が必要となる可能性
- 心不全や不整脈を抱える方、または浮腫や腹水の症状が見られる方
- ビタミンCに過敏症の方 など
高濃度ビタミンC点滴の費用
料金内容 | 費用 |
アスコルビン酸 25g | 9,200円(税込み) |
初回 G6PD活性検査 | 10,200円(税込み) |